韓国スポーツ界、団体球技が相次いで敗退!原因は少子化?日本も危ない?

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2024年7月から行われるパリ五輪の出場をかけて、あらゆる競技が今熾烈な争いを繰り広げています。
その中で、バレーボール・サッカー・バスケットなどの団体球技で隣国の韓国が相次いで出場を逃し、団体球技でパリに挑むのはハンドボール女子のみという結果に騒然となっています。

今なぜ韓国の団体球技が衰退してしまったのでしょうか?
原因は少子化問題?
今後の日本も同じようなことになるの?
といった疑問について調べてみました。

よかったら最後までお付き合いください。

韓国、サッカーも10大会連続の出場を逃す!

先日、NHKやスポーツストリーミングサービスのDAZNなどで放送・中継されたU23アジアカップ
3位以内(4位はアフリカ大陸とのプレーオフへ)がパリ五輪出場が決まるこの大会。
サッカー韓国代表の画像
画像出典:oita-press.co.jp

韓国は予選こそ日本も破り、予選1位通過を決めます。
準々決勝でグループAを2位で通過したインドネシアと対戦し、延長戦にも突入しましたが決着がつかずPK戦へ。
キッカーが1巡するほどの大接戦となりましたが、2‐2(PK10-11)で敗戦してしまいました。

これで韓国代表の10大会連続の五輪出場の夢は叶いませんでした。
※動画の解説が日本語ではありません。

女子バレーボールでも東京五輪でベスト4に入るなど世界戦でも活躍していましたが、東京五輪以降代表戦で結果が残せていません。
昨年行われたパリ五輪予選でも連敗を喫し、五輪出場が事実上困難な状況となっています。

この大会で女子日本代表も出場権を逃していますが、まだ残り5枠の出場権が残っています。
この5枠は世界ランキング上位の国で与えられることになっています。
日本代表は現在世界ランク9位ですので、今月から始まるネーションズリーグの1次リーグが終了した6月17日の世界ランクで出場国が決定します。

しかし、韓国の現在のランクは40位…。
なので五輪出場は事実上困難というわけです。
韓国バレー代表の画像
画像出典:chosunonline.com

韓国はなぜ団体競技が衰退しているのか?

ここ数年、韓国が団体球技で結果が出せていない背景にはなにがあるのか調べてみました。

日本より深刻な少子化問題

韓国の統計庁が去年発表したデータでは、韓国の総人口が22年の5,167万人から半世紀後の72年には約30%減の3,622万人となるそうです。

女性1人が生涯に産む子どもの推定人数を示す合計特殊出生率は22年時点で0.78(日本は1.26)
この韓国の数字は既に世界最低水準だそうで、今後さらに落ち込むと予想されています。

韓国国内の子育ては学歴主義?

これは全国民がそうとは言い切れませんが、学歴社会が根強いとされ一流大学への進学が重要視されているようです。
名門大学に入って大企業に入ることが成功」というご家庭が多くあるということでしょうか。
ただ、この考え方に関しては日本でも少なからずおられることだとは思いますが。

この学歴主義な環境が子ども達を幼少期から塾に通わせるなどし、運動にかける時間がないというのが現状だと思います。
また、韓国には徴兵制度もありますので徐兵後のパフォーマンスにも少なからず影響を及ぼしているかもしれません。

さまざまな環境や選択肢の広がりも影響?

スポーツもそうですが、昔は盛んでなかった競技が今ブームとなっていたりeスポーツのように新たにできる分野も増えてきて、ひとつひとつの競技の人口が分散されてきたと思います。
また、「つらい思いをしてまでスポーツを続けたいとは思わない。」
「メダルを取れれば多くの恩恵を受けられた制度も見直されつつある」
といった意見も以前より出ていたようです。

価値観の多様化で「メダル至上主義」も薄れてきたとも言われています。

このような背景もあり、各競技の総人口が減りつつあり優秀な選手がなかなか出てきにくい環境になってしまっているようです。
特に団体球技となると、優秀な選手が1~2人では世界で戦うには足りないので結果にも結び付きにくいのではないでしょうか。

今後の日本も衰退していく可能性はある!

韓国のスポーツ衰退の原因と考えられる、
・少子化
・競技人口の減少
・学歴主義
・価値観の多様化

この4つの理由だけを考えても、今の日本でももうすでに同じようなことが始まっているのではないかと思いますし、このような意見も見られました。

バスケは5人、バレーは6人、ハンドボールは7人(だったかな?)、野球は9人、サッカーは11人、ラグビーは15人(オリンピックは7人制か)。少子化になると学校の部活としてはレギュラーメンバーがたくさん必要な種目から成り立たなくなる。ラグビーなんかはせっかく次回のワールドカップから24チームと出場枠増えるのに韓国も香港もその恩恵にあやかれないね。日本も少子化は進んでいて安泰ではないけど。
引用:ヤフーニュースコメント欄

 

今U-23年代と言えば2000年以後に生まれた人になるでしょうね。2000年の韓国出生数は、64万人でした。22年は25万人です。つまり、半分以下になっています。社会構造的に20年で当該人口が半減するとすれば、そこに将来的な成長を見るのは苦しいでしょうね。当然青少年育成という事業は縮小してゆくのは必然なのではないでしょうか。 日本の場合2000年は120万人くらいで、22年77万人です。韓国の減少率ほどではありませんので、傾向的には似ています。 当該人口がここまで減ると、スポーツ人口も減るでしょうから、網羅的に育成するのは難しくなるでしょうね。まあ、その中でもサッカーは人気あるスポーツだったのでしょうけど。これからは、難しくなるかもしれませんね。
引用:ヤフーニュースコメント欄

少子化による人口減少はスポーツ界だけでなく、経済にも大きく影響しますので根本的な解決策を見つけないと難しいようです。

まとめ

今回は韓国のスポーツの衰退についてまとめてみました。
数年前までどの競技でも結果を出していた印象の韓国が、今現在パリ五輪に出場できなるほどですので、数年後の日本も危機に晒されているかもしれません。

もちろん、そうじゃなくいてほしいですが実際問題人口は減り続け、高齢化していってますので歯止めをかけてほしいと願うばかりです。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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