【中日】涌井秀章が20年連続勝利!200勝まであと何勝?成績まとめ

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中日ドラゴンズの涌井秀章(わくい・ひであき)投手が本日6日の試合で勝利投手となり高卒1年目から20年連続で勝利を上げたことが話題となっています。

今季初登板となった開幕2戦目でもWBCでも活躍された村上選手から三振を奪い、史上24人目の2000奪三振に到達しています。

涌井投手のこれまでの輝かしい成績と通算200勝まであと何勝なのか?
涌井投手についてまとめてみました。
よかったら最後までお付き合いください。

涌井秀章の経歴

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画像出典:sportingnews.com

生年月日:1986年6月21日(37歳)
出身地:千葉県松戸市
身長:185㎝
体重:85㎏

小学校時代はソフトボールをしており、野球は中学になってから。
中学はシニアリーグ・松戸リトルシニアに所属。
高校は名門校・横浜高等学校に進学。

高校入学当初か「松坂2世」と呼ばれていたほど高評価だった。
高校2年時に1学年上の成瀬投手(元ロッテ→現・栃木ゴールデンブレーブス)らとともに春のセンバツ甲子園に出場し、準決勝までエースだった成瀬投手の中継ぎとして登板。
決勝戦では先発で出場したが、広陵高校の打線につかまり3‐15と大敗してしまう。
同年の夏の甲子園出場をかけ決勝まで勝ち進めるが、横浜商科大学高校に敗れ春夏連続出場を逃す。
高校3年は夏の甲子園大会に出場し準々決勝まで駒を進めるが、駒大苫小牧高校に1‐6で敗れる。
高校時代に大きな故障がなかったことも知られていた。

その年のドラフト会議ではWBCにも出場していたあのダルビッシュ有投手(現・パドレス)とともに注目の選手でした。
同会議では西武ライオンズから単独指名を受け、入団。

高卒新人ながら開幕ローテーション入り!

2005年ドラフト1位で入団した涌井投手はいきなり開幕ローテーション入りします。
しかし、1・2試合とも思うような結果が出ず先発ローテーションから外れてしまいます。
その約1か月後、再び1軍での先発登板を果たします。
6月18日にプロ初勝利を挙げますが、この年涌井投手が好投した試合では打線の援護がない試合もあり、ルーキーイヤーの1軍での結果は13試合で1勝6敗・防御率7.32という成績でした。

2006年は26試合に登板し、12勝8敗・防御率3.24 リーグ3位タイの8完投。
2007年は先発した28試合のうち11試合で完投(リーグ2位)
リーグ最多の213イニングを投げ、17勝10敗・防御率2.79と好成績を収め、最多勝利のタイトルを獲得!

2008年には北京五輪、2009年にはWBCに出場!
さらに2009年の4月24日のロッテ戦では1失点完投勝利を挙げ、史上初となる毎回奪三振と全員奪三振の同時達成」を記録!
この年、涌井投手は最多勝利沢村賞最優勝バッテリー賞ゴールデングラブ賞も受賞!
球界を代表する投手の仲間入りとなりました。

CSでの杉内投手との投げ合い&涙の降板

涌井投手を語る上で外せない試合があります。【動画あり】
2011年、ソフトバンクとのファイナルステージ第3戦。
この試合を引き分けでも敗退が決まってしまう大事な試合で相手投手・杉内俊哉投手との延長戦まで0-0の息詰まる投手戦を繰り広げます!

0-0で迎えた延長10回表西武の攻撃でついに杉内投手をとらえ先制し、杉内投手は涙の降板…。
しかし、直後の延長10回裏ツーアウトながらランナー2塁で涌井投手はここまで踏ん張りながらも長谷川勇也選手に同点のツーベースを打たれてしまい、涌井投手も涙の降板…チームも試合に敗れてしまいファイナルステージ敗退が決まってしまいました。

今見ても杉内投手・涌井投手の悔し涙にその悔しさが伝わってきますね!
でも歴史に残るナイスゲームでした!

その後FAでロッテ、金銭トレードで楽天、交換トレードで中日へ

2014年先発起用にこだわっていた涌井投手はFA権を行使し、ロッテへ移籍。
その年に古巣。西武から白星を挙げ史上13人目となる全球団勝利を達成します。

ロッテに6年間在籍し、2020年金銭トレードで楽天へ移籍します。
この年コロナの影響で開幕も6月に延期となりましたが、開幕ローテーションに入り6・7月度は6試合に登板。
先発して防御率2.89、リーグトップの5勝・奪三振率9.88と好成績を収め、月刊MVPを受賞。西武時代・ロッテ時代に続きパリーグ3球団受賞は史上初だそうです。
この年は開幕8連勝を記録するなどシーズンを通じて先発ローテーションを守り自身5年ぶり4度目の最多勝利のタイトルを獲得。
3球団での最多勝利獲得は史上初の快挙!!
翌年の開幕投手も務め、こちらのパリーグ3球団での開幕投手も史上初となりました。
2021年、2022年は思うような成績が残せなかったことと右手中指骨折という大けがも負ったせいか、2022年11月中日の阿部寿樹選手との交換トレードで中日に移籍します。

2023年シーズン中には自己最速タイ記録達成!

2023年のチームの打線の援護が少ない事情もあり、成績こそ5勝13敗と負け越してしまいましたが、自己最速タイの153kmを記録しています。
まだまだ衰えもみせない涌井投手です!

通算2000奪三振を達成!史上24人目!

通算1998奪三振で迎えた2024年シーズン。
開幕2試合目のヤクルト戦で先発登板した涌井投手は、4回裏にホセ・オスナ選手と村上宗隆選手から2者連続三振を奪い、見事通算2000奪三振を達成されました!

打者の2000本安打達成者が今現在55人なので、比べてみると2000奪三振達成の難易度の高さがうかがえますね。

涌井秀章の通算200勝まであと何勝?

数々の記録を達成してきた涌井投手。
名球会の基準でもある200勝まで涌井投手はあと何勝必要なのでしょうか?

2024年4月6日現在、涌井投手は通算160勝を達成されています。
なので200勝まであと40勝!
涌井投手本人も2024シーズン前に「(今季の目標は)2桁勝利と規定投球回、200勝に向けてこの1年すごく大事になると思う」
と話されていますので、200勝をすごく意識されていると思います!

現代野球の先発では200勝達成は厳しい?

野球の名球会の条件で「打者・2000本安打」「投手・200勝」という基準があります。
打者と投手の決定的な違いは、打者の安打は本人の実力のみで達成可能ですが、投手の勝利数となると実力だけでなく運も必要になってくるのではないでしょうか?

先発投手が毎試合完封試合が投げれれば確率は上がってくるのかもしれませんが、実際それは不可能だと思いますし、当然ながらケガのリスクも高まります。
先発投手が勝っている状態で継投しても後続投手が打たれれば勝ち星は消えます。
(逆にたくさん打たれてても打線の援護で勝ち星がつくこともありえます)

そして現代野球は投手の仕事の分業化が進んでいます。
中継ぎ投手や抑え投手で優秀な選手も多数おられますし、勝利数だけでは測れない部分も増えているのも事実だと思います。

そんな中、先発投手が200勝達成するには単純計算で年間10勝平均で20年、15勝平均でも14年かかります。
絶対不可能とは言いませんが、投手の達成基準を変える時がもう来ている気がしますね。

まとめ

今回は、通算2000奪三振を達成し今もなお衰えず第一線で活躍されている涌井秀章投手についてまとめてみました。

37歳でも自己最速のスピードボールを投げれる涌井投手のますますの活躍に期待したいと思います。
くれぐれもケガだけはせず、これからもまだまだ現役を続けていただいて200勝達成するその日がくることを願っています。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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