サッカーの元日本代表、長谷部誠（はせべ・まこと）選手が今季終了後に現役を引退することを発表しました。
引退理由は？
長谷部選手の現役引退に家族やファン、チームメイトはどのような反応をみせたの？
今後の目標や方向性は？
など長谷部選手の引退に関わる情報をまとめてみました。
よかったら最後までお付き合いください。
長谷部誠の経歴
画像出典：サッカーキング
生年月日：1984年1月18日
出身地：静岡県藤枝市
身長：180㎝
長谷部選手は漫画「キャプテン翼」が大好きだったそうで、その影響でサッカーを始めました。
青島東スポーツ少年団→青島中学校サッカー部を経て、
静岡県立藤枝東高等学校に入学。
2年の終わり頃からレギュラーとしてプレー。
U‐18日本代表の候補に選出されたり、2001年の全国総体準優勝などの実績はありましたが、清水エスパルスやジュビロ磐田などの県内クラブからのオファーはありませんでした。
しかし、県選抜のプレーを見た浦和レッズのスカウトから勧誘を受ける。
高校卒業後、浦和レッズに加入。
1年目はほとんど出場機会に恵まれませんでした。
長谷部選手は10代の頃は特別注目されていた選手ではなかったようですね。
しかし、2年目にレギュラーを勝ち取り、その次の年には浦和レッズの２ndステージ優勝に貢献。
この年にはナビスコカップ・ニューヒーロー賞、ベストイレブンに選出されました。
2006年に日本代表に初招集され、2008年にドイツ・ブンデスリーガのヴォルフスブルグに移籍。
ドイツでメキメキと実力をつけ、2010年南アフリカＷ杯から日本代表主将を任されることになる。
2014年に現在所属しているフランクフルトに移籍。
2018年のロシアＷ杯でＷ杯3大会連続出場を果たすも、チームは決勝トーナメント1回戦で敗退し、自身のインスタグラムにて代表引退を表明していた。
こうして長谷部選手の経歴を振り返ると、学生時代はめちゃくちゃ注目される選手ではなくても、まじめに努力を続けた結果が長谷部選手が日本を代表する選手へと成長することが出来たと言えますね！
成功する方は皆、天性やセンスだけでなく必ず努力しているということでしょうか。
長谷部誠、引退の理由は？
長谷部選手は17日、ドイツにて地元報道陣の前で記者会見を開き、ドイツ語で自身の引退を表明しました。
引退を決意した理由、時期についても話しています。
地元報道陣を前にドイツ語で会見。冒頭で長谷部は「まずは皆さん、今日は来てくれてありがとうございます。私は今季終了後に現役を引退します」と今季限りでの引退を口にした。 引退を決断した理由として「今年あまり出場していないのも原因です。出場していないと体に負担が大きいです。私は長年、いつかその瞬間が来るに違いないと感じていました。もう5、6年もそんな状態が続いています。今が適切な時期だと思います」と明かした。
引用：ヤフーニュース
出場機会が次第に少なくなり、ここ数年コンディション維持も大変だったことが原因のようですね。
体力的に回復するのに時間がかかるとも話されています。
それでもここまで海外リーグで第一線で活躍された功績は本当に輝かしいものだったと思います。
引退について、家族や周りの反応は？
長谷部選手は会見でこの時期の発表の理由と家族についても話しています。
長谷部は「今発表の理由は、ブンデスリーガでのラストスパートに集中したいからです。ブンデスリーガ6位を目指します」との思いを告白。「家族などと相談して、今が良い時期と総合的に判断しました。娘にはまだ言っていません。学校で話してバラしてほしくなかったからです。（手をつないで）娘と息子とピッチに入りたい」と明かした。
引用：サンケイスポーツ新聞
画像出典：スターダストプロモーション
家族と相談していたとのことなので、今のところ奥さんの佐藤ありささんから長谷部選手の引退についてはSNSなどでコメントは出されていないようです。
チームメイトなどからの反応は？
画像出典：スポニチ
元サッカー日本代表の内田篤人さんが17日放送のテレビ朝日系「報道ステーション」に出演され、Ｗ杯の2010年南アフリカ大会、2014年ブラジル大会で共にプレーした長谷部選手についてコメントされました。
内田氏と長谷部はＷ杯の２０１０年南アフリカ大会、２０１４年ブラジル大会で共にプレー。記者会見後に長谷部から直接引退報告を受けたことを明かし、「引退後は内田と違い、怠けずにボールを蹴ると宣言されておりました」とそのやりとりを語った。
内田氏は「彼が指導者として日本サッカーを強くしてもらえれば僕もすごくうれしいですし、今後どうされるか分かりませんが、僕は引退後も非常に楽しいですよと伝えましたから。長谷部さんらしく生活してほしいなと思います」とエール。「本当に長谷部さんの足って傷だらけなんですよ。口には出さないんですけど、戦う覚悟とかも僕は見てきましたので、『本当にお疲れ様でした』と言いたいです」と労った。
引用：サンケイスポーツ
また、同じく日本代表で長谷部選手と共にプレーした香川真司選手からもコメントがありました。
画像出典：football-tribe.com
「数日前に連絡を頂いた。『本当にお疲れ様でした』と連絡した。多くのサッカー選手が影響受けている。一緒の時間に戦えたことは大きな誇り。感謝したい」
「彼の生き様とか、日本代表、ドイツでやってきたことは唯一無二で誰からもリスペクトされること。サッカー選手としての鑑。きっとこれからも日本のサッカーのために、あるいは長谷部さんらしく常に戦い続けていくと思う。マイペースな人なんで（笑い）」と笑顔を見せ、思い出を振り返った。
共に日本代表として活躍されたお二人のコメントを見ても、長谷部選手の真面目で人柄の良さがうかがえますね！
海外の反応は？
海外メディアの反応をいくつか見つけました。
ドイツの日刊紙『BILD』は「Tschüss（さようなら）！ マコト・ハセベが現役生活に終止符を打つ」と速報を打ち、「決断が下された。ハセベが今季限りでアイントラハトの選手を引退する。この決断のタイミングは、もはや驚くようなことではない。22年以上に渡る唯一無二のプロサッカー選手としてのキャリアを終焉する」と伝えた。
輝かしいタイトルの数よりも、同紙が最も強調したのは長谷部の人間性だ。「アイントラハトの守備のベテラン以上に、完璧なスターはほとんどいない」と断言され、「チームメイト、監督、コーチでさえ、誰もが彼のことを絶賛する。なぜなら、ハセベはプロ意識、謙虚さ、礼儀正しさがある」と褒め称えられ、同クラブの過去最高フットボーラーとも評されている。
引用：THE DIGEST
やはりプレーはもちろんですが、長谷部選手の人柄は海外でも絶賛されていますね。
ドイツ国内だけでなく、アメリカの記者でも長谷部選手の引退会見をX（旧ツイッター）に投稿するなど、長谷部選手の認知度の高さがわかりました。
引退後は指導者の道へ！
今シーズンが終了し現役を引退した後は、ドイツに残り少し家族との時間を過ごしたいと語った長谷部選手。
その後はドイツでコーチライセンスを取得し、指導者への道を歩んでいかれるようです。
先ほど紹介した内田篤人さんも「彼が指導者として日本サッカーを強くしてもらえれば僕もすごくうれしいですし、今後どうされるか分かりませんが、僕は引退後も非常に楽しいですよと伝えましたから。長谷部さんらしく生活してほしいなと思います」とおっしゃってました。
将来、日本代表の監督になる日も十分ありえそうですし、今後の長谷部選手も非常に楽しみですね。
まとめ
今回は今シーズンをもって現役を引退することを発表されたサッカー元日本代表の長谷部誠選手に関する情報をまとめてみました。
これまでの功績はもちろん後世にも語られるでしょうし、色々な形で長谷部選手の経験がこれからの日本サッカー界にも大きな財産として伝えてくれることでしょう。
なにより、まだシーズン最後まで突っ走りたいとも言っておられるので最後まで怪我をせず悔いなく現役生活を長谷部選手らしく走りぬいてもらいたいです。
最後まで応援していきたいですね！
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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